活動報告『市民公開講座〜慢性腎臓病<CKD>ってなんだろう?〜』


 
 

◆市民公開講座
  〜慢性腎臓病<CKD>ってなんだろう?〜の報告

 2011年10月23日(日)甲府市総合市民会館山の都アリーナで、市民公開講座が開催されました。共催は、山梨慢性腎臓病対策協議会、中外製薬株式会社、MSD株式会社。 後援は山梨県、甲府市、山梨県医師会、山梨県看護協会、山梨県薬剤師会、山梨県病院薬剤師会、山梨県栄養士会、日本慢性腎臓病対策協議会、山梨県腎臓病協議会、山梨日日新聞社です。  

 オープニングは、コーラル21合唱団のカワイイ歌声で始まりました。懐かしのメロディーからディズニーソングまで可愛い歌声が会場に響き渡り、特に三百六十五歩のマーチが聞こえてくると、会場のあちらこちらから手拍子が聞こえ、皆さんが口ずさんでいたのが印象的でした。


12時開場予定でしたが、会場の外には1時間ほど前から講演を待つ方々がたくさんいらっしゃいました。開場とともに、山の都アリーナはすぐに満席状態になり、座席を追加しスタッフは汗だく状態でした。1階席に座れない方々は、2階席に移動していただき、最終的には、340名もの方々が来場してくださいました。

13時には、ステージにそら豆くんと
山梨慢性腎臓病対策協議会代表 原口和貴先生が登場!そら豆くんの可愛いリアクションと先生の楽しいトークで会場が盛り上がりました。みなさんリラックスして笑顔の中で講演が始まりました。

講演が始まりました

『腎臓にやさしい食事療法』

名古屋大学医学部附属病院 栄養管理部 副部長 鈴木富夫先生の講演が始まりました。
鈴木先生は、塩分を控えることが腎臓にとって一番大事だということを話されました。お話の中では、コンビニ弁当だけでなく、パンなどの意外なものにも塩分が多く含まれることを教えてくださいました。会場の皆さんが大きくうなずいているのが印象的でした。

 

『生活習慣病とCKD』−CKDは老化を促進する!

自治医科大学 内科学講座腎臓内科学教室 教授 草野 英二先生の講演が始まりました。
糖尿病、高血圧、高尿酸血症などの生活習慣病が、慢性腎臓病と深い関係があることをお話になりました。熱心にメモを取る市民の方々の姿が見受けられ、後半では長寿に関係するKlotho遺伝子の興味深いお話をされました。

草野先生も鈴木先生も、お話が本当に解りやすく好評でした。ご参加いただいた市民の方々のアンケートでも8割の方が「よくわかった」「ほとんど理解した」と答えていました。

腎ぞう病なんでも相談コーナーは大盛況でした

相談コーナーは、専門医による腎臓病(成人・小児)、透析、腎移植および薬剤師、管理栄養士による無料相談を開設いたしました。
開場直後から各相談コーナーに長蛇の列ができ、山梨慢性腎臓病対策協議会のメンバーも緑のジャンパーで大活躍でした。
検査コーナーの体組成、皮膚年齢検査にも非常に多くの方が列を作っていました。

最後にスタッフで、
写真を撮りました。
「市民公開講座をやって良かった!人の役にはたして立てたかな!?」と言うのが正直な気持ちです。これからも、CKD対策を少しでも前進させるために、頑張ろうと思っています。

 

 

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