活動報告『山梨慢性腎臓病研修会2010』


 
 

◆山梨慢性腎臓病研修会2010の報告◆

「山梨慢性腎臓病研修会2010」は、2010年11月28日に山梨大学医学部臨床大講堂で行われました。当日は、147名もの方々に御参加いただき無事に終了しました。
保健師、看護師、栄養士、薬剤師、医師、行政の方々など多種の職種のご参加を頂きました。このことは、慢性腎臓病(CKD)の問題の広がりの大きさと関心の深さを表していると考えられます。今後、山梨慢性腎臓病対策協議会が問題に継続して取り組んで行かなくてはならないと感じています。
また、研修会開催にあたり御後援をいただきました日本腎臓病対策協議会、山梨県、山梨薬剤師会様に深謝いたします。同時に会の趣旨にご賛同いただき御浄財をお寄せいただきました、或は労務提供を頂きました製薬会社、機器メーカー各社様に厚く御礼申し上げます。

   
@こんな昇り旗を作りました。 ちょっぴり感激しました。

   
A実はこんなに大勢の参加者があるとは予想しませんでしたので関係者全員大喜びでした。癖になりそう?

    
B基調講演1「学校検尿の標準化に向けて」は山梨大学医学部小児科の東田耕輔先生がお話をされました。東田先生の小児の腎臓を守ろうという”熱い、熱い”気持ちが伝わるようなお話でした。積極的な治療で小児腎臓病が治るという事と、腎臓病の早期発見の大切さを貴重な症例を通してお話して下さいました。

   

C基調講演2「成人における慢性腎臓病(CKD)対策について」は県立中央病院の地域医療連携部長の神宮寺禎巳先生がお話をされました。CKDの基礎と治療法、医療連携など広範にお話し下さいました。神宮寺先生は透析も診ていらっしゃるのでやはり説得力のあるお話でした 。

   

D特別講演「くまもとCKDネット〜病診連携構築と50関係団体・組織のアクションプラン〜」は熊本市健康づくり推進室の高本佳代子先生がお話をされました。
高本先生がCKDのネットワーク作りを決心されてから、色々の関係団体を説得して病診連携のシステムを作られる様子を、まるでリアルタイムの様にお話いただきました。 
面白くてしかも勇気づけられるようなお話でしたので、オーディエンス全員がお話の終了後にニコニコしていた様子が印象に残っています。

   

E中北保健所所長の古屋先生が特別講演の司会をして下さいました.有り難うございました。先生のお好きな言葉の[Think globally, act locally]でYCKDIも頑張ります。

   

F閉会の挨拶はYCKDI代表の原口和貴先生でした。これからも、山梨のCKD対策のために頑張って〜!

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